時代が変わって、アーティストとファンの関係性や距離感の持ち方が変化してきました。CDの時代のように「さほど熱心ではなくても話題になったシングルを100万人が買ってくれたら大ヒット」ということではなく、毎日10回も20回もアーティストの曲をストリーミングで聞いてくれ、場合によってはCDやダウンロードで音源を保有してくれ、コンサートには毎回来てくれて、マーチャンダイジングは買ってくれる。こういうファンの数を中核に持っているアーティストが時代の求めるアーティストになったのです。
「ファン・エンゲージメント」といいますが、このためには、コアのコアにいるファンに対する対策が必要です。
BTSや嵐があそこまで頑張れるのは、ファンとのエンゲージメントが最高にうまくいっているからです。この中で、アメリカやヨーロッパの音楽業界人の注目を集めているのが、日本の「ファンクラブ」です。日本の「ファンクラブ」というのは、日本以外にはないシステムなんです。もちろんファンクラブの運営用のITシステムなど、日本以外にはありません。日本国外の音楽関係者に日本のファンクラブの説明をしても「たかがこれくらいのことで年会費を払ってもらう理由がわからない」と言われてしまいます。
日本国外でも、ジャスティン・ビーバーやテイラー・スウィフトがファン特典のある組織を運営したり、スマートフォン・アプリを配布したりしましたが、なかなかうまくいっていません。
日本の優れたファンクラブのシステム、運用法を輸出できれば売れそうな気もします。
コアなファンとはSNSなどネットをうまく使いつつ、日本のファンクラブの方式を世界的に運用していくのが理想です。
エンタテインメントマーケティングでは、会報などのアナログな方法からデジタルに移動しているファンクラブの運営を受託し、SNSなどでの日々のアーティストとファンの交流を前提に運用していきます。
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