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http://www.billboard.com/charts/hot-100

Charted Music Plusが公開している「Early Release | Billboard Hot 100, Top 10 Singles | June 24th, 2023」は、

個人作成のSpotifyのBillboard Hot 100のプレイリストは

1. 'Last Night' Morgan Wallen

2. 'Flowers' Miley Cyrus
3. 'Fast Car' Luke Combs
4. 'Calm Down' Rema & Selena Gomez
5. 'All My Life' Lil Durk Featuring J. Cole
6. 'Favorite Song' Toosii
7. 'Kill Bill' SZA
8. 'Creepin'' Metro Boomin, The Weeknd & 21 Savage
9. 'Karma' Taylor Swift Featuring Ice Spice
10. 'Ella Baila Sola' Eslabon Armado X Peso Pluma

もう6月も終わり、もう夏だというのに、ヒット・チャートは動きません。
今週も1位はMorgan Wallenの'Last Night'で、これで11週目です。

これまで長期にわたって1位を続けた記録は16週で、
'One Sweet Day' Mariah Carey & Boyz II Men (1995-1996)
'Despacito' Luis Fonsi & Daddy Yankee featuring Justin Bieber (2017)
の2曲です。この記録を破るまでに行くほどの曲ではないと思うのですが、さりとてこの曲を破る強力な曲が今週も現れませんでした。

一方でグローバル・チャートにはBTSの'Take Two'が初登場で1位になりました。アメリカでは48位です。

この曲の歌詞は韓国語です。どうしてBTSは韓国語でレコーディングするのでしょうか。これが不思議でなりません。
これまでアメリカでトップ10圏内に入った曲は'Butter''Permission to Dance''Dynamite''My Universe''Life Goes On'の5曲で、このうち全編英語でなく韓国語で歌ったのは'Life Goes On'1曲です。
韓国の'Kpop Radar'が毎年'K-POP GLOBAL MAP'を発表しています。 https://www.kpop-radar.com/brief/243
ここには、K-Popのビッグ・アーティストの国別の売上ランキングが掲載されています。BTSはこれです。

BTSの消費国1位は日本で全体の13.8%、2位はインド、3位はメキシコ、4位がアメリカで、5位がインドネシア。本国韓国は6位で4.7%です。
アメリカなどの英語圏がほとんどだというなら英語で歌うけど、韓国語で歌っても受け入れてくれる国で十分売上が立っているから英語の必要はない、ということなのでしょうかね？
僕としては、アメリカ・マーケットで勝負するなら絶対英語で歌うべきだと思っています。アメリカのランキングは世界中に伝播しますから、単純にアメリカ・マーケットだけでなくてグローバル・マーケットで考えても英語のほうが有利だと思います。