Billboard Hot 100 の上位10曲 2021年08月14日付

Billboard Hot 100 2021/08/14付

http://www.billboard.com/charts/hot-100

ChartExpressが公開している「Billboard Hot 100 Single Charts | Top 10 | August 14, 2021 | ChartExpress」は、

Billboard作成のSpotifyのBillboard Hot 100公式プレイリストは、

1. 'Stay' The Kid LAROI & Justin Bieber
'Stay'
2. 'Good 4 U' Olivia Rodrigo
3. 'Levitating' Dua Lipa Featuring DaBaby
4. 'Butter' BTS
5. 'Bad Habits' Ed Sheeran
6. 'Kiss Me More' Doja Cat Featuring SZA
7. 'Industry Baby' Lil Nas X & Jack Harlow
8. 'Montero (Call Me By Your Name)' Lil Nas X
9. 'Deja Vu' Olivia Rodrigo
10. 'Save Your Tears' The Weeknd & Ariana Grande

今週の1位はThe Kid LAROI & Justin Bieberの'Stay'。
The Kid LAROIにとっては初の1位、Justin Bieberは8曲目の1位です。

先週まで9週にわたって1位だったのは韓国出身のBTS。そして今週はオーストラリア出身のThe Kid LAROIで、アメリカやイギリス出身のアーティストばかりではなくなっています。
べつに人々はThe Kid LAROIがオーストラリア出身だからこの曲を聞くわけではないし、BTSが韓国出身だからこの曲を聞くわけでもないので、今や出身国をどうこう言うのは全くナンセンスです。「今」のアメリカで、聞いて心地良いし、また聞きたくなる曲かどうかがポイントであって、出身国なんかどうこでもいいんです。ですから日本出身でもいくらでもチャンスがあるので、日本出身のアーティストのみなさんもがんばってみましょう。
そうはいっても未だに国のことを話題にするメディアは後を絶ちません。
その効果は、他のオーストラリア出身のアーティストやクリエイターに注目を集める、という点に出ています。シドニーのラッパーSahxl、シドニーのアーティスト/プロデューサーBLESSED、マウント・ドルイットを拠点とするドリル・ラップ・グループONEFOUR、ニューサウスウェールズで育ったヒップホップアーティストのYoungn LipzなどがThe Kid LAROIの波及効果で注目されています。
もし誰か日本のアーティストがトップに上り詰めたら他の日本出身のアーティストも注目を集めるかもしれませんね。

ついでに豆知識ひとつ。
The Kid LAROI & Justin Bieberの'Stay'の前にBillboard Hot 100の1位になったオーストラリア出身のアーティストはRick Springfield。曲は'Jessie'sGirl'です。
1981年8月1日とその翌週の2週にわたって1位になりました。

注目曲は今週初登場14位の14位のSilk Sonic (Bruno Mars & Anderson .Paak)の'Skate'。

イントロからワクワクします。Silk Sonicは昔のブラック・ミュージックへのオマージュをやっているグループですが、みごとに「今」を表現した音楽をやっています。楽しいね。

さらにBillie Eilishの2曲。11位の'Happier Than Ever'と59位の'NDA'。


Billie Eilishは今週アルバム'Happier Than Ever'が1位です。

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