Billboard Hot 100 の上位10曲 2024年09月21日付

Billboard Hot 100 2024/09/21付
http://www.billboard.com/charts/hot-100

Bilboard Officialの「Billboard Hot 100 Top 10 Countdown for September 21, 2024 | Billboard News」は、

個人が作成したSpotifyのBillboard Hot 100プレイリストは
https://open.spotify.com/playlist/6ZkTORGQnmh5ZyVlonudfP?si=226f734e68854638

1. 'A Bar Song (Tipsy)' Shaboozey
A Bar Song
2. 'I Had Some Help' Post Malone Featuring Morgan Wallen
3. 'Espresso' Sabrina Carpenter
4. 'Die With A Smile' Lady Gaga & Bruno Mars
5. 'Birds Of A Feather' Billie Eilish
6. 'Taste' Sabrina Carpenter
7. 'Good Luck, Babe!' Chappell Roan
8. 'Please Please Please' Sabrina Carpenter
9. 'Lose Control' Teddy Swims
10. 'Not Like Us' Kendrick Lamar

今週もアメリカのチャート1位はShaboozeyの'A Bar Song (Tipsy)'で変わらず、グローバルではLady Gaga & Bruno Marsの'Die With A Smile'がアメリカあり、なしの両チャートで1位です。

Billboard Global 200 2024/09/24付

Billboard Global 200 ex. U.S. 2024/09/24付

Netflixの「Pop Star Academy: KATSEYE.」を見ました。
https://www.netflix.com/title/81587828
HYBEとGeffen Recordsが実施したグローバル・オーディション番組「The Debut:Dream Academy」で誕生したガール・グループKATSEYEの誕生までのドキュメンタリーです。世界各国から応募した12万人の応募者の中から、最終的に20人のファイナリストが選ばれ、さらにその中から6人がKATSEYEのメンバーとして選出されるまでを記録した番組です。このグループはK-POPの育成メソッドを用いて結成されたこのグループですから、ドキュメンタリーの中では、このメソッドがどんなものかをうかがい知ることができます。

Katseye

結局選ばれた6人は、左から

Megan(ミーガン)ハワイ・ホノルル出身。母親は中国系シンガポール人。
Lara(ララ)インド生まれでLAに移住。国籍はアメリカ。
Yoonchae(ユンチェ)韓国・ソウル出身。
Manon(マノン)スイス出身。父はガーナ人で母はスイス系イタリア人。
Sophia(ソフィア)フィリピン・マニラ出身。
Daniela(ダニエラ)ラテン系アメリカ人(父親はベネズエラ人、母親はキューバ人)。

結局アジアの血を引いた人が4人、あとはガーナ人で母はスイス系イタリア人のミックス、ラテン系、と、いわゆる「白人」「黒人」は選ばれない事になりました。
この育成プログラムにはベラルーシ、スウェーデン、スロバキアといったヨーロッパ諸国やオーストラリア、ブラジルなども参加していましたが、最終的には1人も残りませんでした。
番組のなかで、ヨーロッパからの参加者の一人が「自分は人気投票はYouTubeだといいんだけどWeverseだとダメ」と言っていたのが印象的です。WeverseはHYBE独自のファン・プラットフォームですから、当然K-Pop好きの人が多いわけです。この番組の冒頭のコンセプトの紹介では「K-Popの『K』を取りたい」と言っているのですが、結局K-Pop好きなファンの投票を使ってメンバーをふるい落としていく方式ですから、K-Popでいけそうな人が残っていくことになりました。
デビュー曲がもう出ていますが、振り付けも曲も「いかにもK-Pop」という感じに仕上がっていて、「これじゃあK-Popの『K』は取れないぞ、というのが僕の感想です。

同じK-PopでもBLACKPINKは女性の強さを出しているので、僕としてはBLACKPINKこそが「K-POPの『K』を取っているじゃないか」と感じます。
HYBEのみならずGeffen Recordsも相当な金額をすでに突っ込んでいるので、早期に回収すべく方向の軌道修正をしていくと思うので、これからが楽しみです。

 

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