Billboard Hot 100 の上位10曲 2022年06月04日付
http://www.billboard.com/charts/hot-100
ChartExpressが公開している「Billboard Hot 100 Single Charts | Top 10 | Jun 04, 2022 | ChartExpress」は、
BillboardのSpotifyの公式Billboard Hot 100プレイリストが全然更新されないので筆者が作成したプレイリストは、
1. 'As It Was' Harry Styles
2. 'First Class' Jack Harlow
3. 'Wait For U' Future Featuring Drake & Tems
4. 'Late Night Talking' Harry Styles
5. 'About Damn Time' Lizzo
6. 'Heat Waves' Glass Animals
7. 'Big Energy' Latto
8. 'Music For A Sushi Restaurant' Harry Styles
9. 'Matilda' Harry Styles
10. 'Me Porto Bonito' Bad Bunny & Chencho Corleone
今週はHarry Stylesのアルバムがリリースされたので、トップ10中Harry Stylesが1位、4位、8位、9位と4曲。
グローバル・チャートではHarry Stylesが5曲、Bad Bunnyが5曲でトップ10を2アーティストで埋め尽くす状態。
グローバル・チャートからアメリカを除外しても、ほぼ同等。
「ヒット・チャート」というものを見直す時期が来ているのかもしれませんね。音源販売からの売上がレコードやCDに限定されていた時代にはヒット・チャートは「売れている音楽のランキング」でした。今は売上がほとんど立たないYouTubeや、売上が立ってもほんの少しのストリーミングでの再生回数を中心にヒット・チャートが成り立っているので「聞かれている回数が多い音楽のランキング」に変わってきています。これはこれで意味があると思ってきたのですが、最近のように数少ないアーティストが上位を独占する状態になると、Harry StylesやBad Bunnyに興味がない人には「他人事」になってしまうんですね。
再生回数をウォッチしていると、やはりヒット・チャートのトップ10以内に入った曲は翌週また再生回数を稼いでいるんですね。いまでも数多くの人がヒット・チャートの上位曲を気にして聞いているのに、これが「他人事」になると、音楽から離れていっちゃうんですね。
パソコンやスマートフォンにイヤホンを接続して気軽に音楽が聞けるようになり、COVID-19のおかげで在宅時間も増えて、さらに音楽を聞く時間が増えている今だからこそ、ライトな音楽ファンを失望させないようにしないといけないと、考えているのです。
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