リアーナがビリオネアに認定されました
雑誌Forbesは、リアーナがビリオネアになったと認定しました。
Fenty’s Fortune: Rihanna Is Now Officially A Billionaire [Forbes]
音楽関係者として成功を喜びたいところですけれど、残念ながらこの資産の大部分は音楽活動によって得られたものではなく、コスメ・ブランド「Fenty Beauty」によるものだということです。
「Fenty Beauty」はLVMH(ルイ・ヴィトン モエ・シャンドン)とリアーナの共同出資のブランドで、特に有色人種のメイクアップに適した商品が人気のブランドです。リアーナがプロデュースして、コスメブランド「Kendo Brands」が開発に携わっています。
「SHADE」(影)に焦点を絞ったメイクアップ商品に特に人気があります。「PRO FILT’R Soft Matte Longwear Foundation」というファンデーションは、「さまざまな人種の肌の色に対応できるコスメをつくりたい」という意図から、カラーバリエーションが40種類もあります。
ブランド・コンセプトは「全ての人のためのコスメ」で、プロモーションでは、リアーナ自らモデルを務めるのはもちろん、様々な人種のモデルを起用していて、FENTY BEAUTYが全ての人のためのコスメだということを表現しています。
全ての商品がCruelty-free(クルエルティーフリー)です。クルエルティーフリーとは、製品開発で動物実験は一切していないことを示すラベルで、これが全商品についているわけです。
こういうコンセプトが「音楽アーティストの名前付きブランド」というだけではなく、世界中の若い女性に受けているのですね。
「Fenty Beauty」は日本語サイトはありませんが、amazonで売っています。https://amzn.to/2WMYmc4
引退後のマイケル・ジョーダンはNikeの「エア・ジョーダン」ブランドの売上から大きな資産を作っています。
Dr. Dreも「Beats」をアップルに売却して、ビリオネアになりました。
音楽のキャリアは重要です。
でも、こうした人生だってあるんですよね。
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